アスペルガーは「音の洪水」で疲れる
As-Around(アスぺのとなり)
藤野淳のアスペルガー対策 実況中継
発達障害のある人の中には、「音」(聴覚)に過敏性のある人がいます。
特定の音に過剰に反応したり、他の人には気にならないような音が、
耐えられないほど大きく感じられたり。その結果、イライラしてしまうことや、
ぐったりと疲れて寝込んでしまうこともあります。たとえばスーパーでの日常品の買い回りでも、
人の話し声、カートのきしむ音、エスカレーターの動く音、
音楽、館内放送など、様々な「音の洪水」で極端に疲労してしまって、
買い物に行けないという人もいます。家電量販店なんかは「音の大洪水」。
「音の洪水」(雑音)から、1つの音を聞き取るのが難しく、
パーティーとか宴会とかはもうクタクタ。
目の前にいる人との会話に全く集中できないという場合が多いようです。苦手な音は、人によって、時と場合によって異なります。
<藤野の個人的な観察>
体調が悪かったり、不安が強かったりするときには、
特に聴覚過敏が強くなりやすいようです。
例えば
<特定の音>
・掃除機やドライヤーの音
・トイレのエアータオルの音
・水洗トイレを流す音
・食器が「ガチャン!」と触れ合う音
<特定の人の声>
・赤ちゃんの泣き声
・子どもが発する奇声
・大勢の人の会話や人ごみの声
・多くの人がいる会場の中での声や音
<突然鳴る予測不能な音>
・ピンポンやチャイム
・救急車のサイレン
・ノックの音
そして・・・
・藤野の遠慮のない「はくしょん」( ̄∀ ̄)
【本人の対策】
イヤーマフとか耳せん、
ノイズキャンセリングイヤホン・ヘッドフォンを活用しましょう。
アマゾンですぐに探せますよ(^ ^)
リアルなお買いものに出かける時は、
人の少ない時間や場所を選んだり。
そもそも、通信販売・ネットショッピングを大いに活用しましょう!
【周りの人の対策】
・急に大きな声で話しかけたり、怒鳴ったりしないようにする
・大きな音が鳴るまえに、声をかけて伝える
そして!
・パートナーに聴覚過敏があることや、
それによってどんな時に辛くなるかを周囲に説明し、
理解者を増やしていく事。

アズ直子の、耳まですっぽり被れる帽子や、パーカーのフードも、
実は「音の洪水」から自分を守っているんです(^ ^)
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