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電話にすら、出てくれなかった「友達(だと思っていた人)」

 

無くなる事】の
不安と恐怖と絶望感

 

ここ数日、「何も無い自分」
についてお話しをしていますが、
今日は、「無くなる」という事がどういう事か、
【友達】というキーワードで触れて行きたいと思います。

 

かつて、人生最大のピンチに陥った時に、
友達だと思っていた人の多くが、
電話にすら出てくれなかった、というお話です。

 

 

父親が社長をしていた地方では「老舗」と言われていたスーパーが、
資金繰りの失敗から、たった数日間の間に倒産というような事態に
陥ってしまった時の事です。

 

専務取締役として、
ほぼ全ての債務に連帯保証人の名前を連ねていた私は、
もちろん、どう逃げようもなく全ての資産を差し押さえられ、
会社はおろか、家も車も、銀行口座も、クレジットカードも、

「社会的なほぼ全て」を一気に失ってしまったのですが、

その急激にやって来た想定外の事態のバタバタの真っ最中に、
まず最初に、私を地の底まで叩き落としたのが、

誰も電話に出てくれない! という事でした。

 

 

お金の工面の相談に乗ってくれ、
というような話ではないのです。

急な事で、色々と不義理をしてしまうであろう事への、
せめてもの連絡をしなければ、と思ったその電話に、

どこか他の知らない土地に移って、
新しい生活を始める事になる、
そのご挨拶だけでもしようと思った電話に、

誰も出てくれなかったのです。

 

ほとんどの人は、
電話を取る事もしてくれませんでした。

コールを取ってくれた友人も、
全て、と言っていいくらい、
「今ちょっと都合わるくて・・・」
と言って早々に電話を終わらせようとするのです。

 

 

たったお二人、
そのバタバタの中で、
いつものように電話に出てくれて、
私の話をゆっくりと聞いてくれたのは、

子供の頃から同じ学校区で育った
地元の友人でもなければ、

大人になってから、
仕事を通して友達になった人でもなければ、

数年前に違う地方から引っ越してきて
地元の小さなお寺の住職さんになって
たまたま娘が同じ幼稚園に通っている
所謂「パパ友」という間柄の友人と、
その幼稚園の園長先生だけでした。

 

もちろん、人間関係が濃い地方都市で
突然に起きた老舗の倒産騒ぎであったので、
人の噂も1日・2日のうちに街中に広まっていたでしょう。

数億円規模の会社清算に絡んで、
多くの地元の企業様に
大きなご迷惑を掛けてしまった直後のことです。

電話がかかって来たら、
いい話じゃ無い事くらいは、想像も付くでしょう。

 

でも、その時、
社会的に最も義理を果たして、
物事の整理を済ませておきたかった
仕事上、金銭的にも大きな関わりがあった友人ほど、
何度電話しても、私からの電話には、
応答することすらしてくれなかったのです。

 

私の会社からは「下請け」となってくださっていた
言わば、「こちらが仕事を出していた関係」で、
お互いにビジネス的に調子のいい時は、
呼びもしないのに、小まめに顔を出して来たような、
そういう関係の友人(だと思っていた人)ほど、
冷たく接するどころか、
私からの全てのアクセスを拒否して来ました。

 

お互いに景気のいい時は、朝まで飲み明かして、
将来の夢を語りあって、
「一緒にのし上がろうぜ!」とか言っていたのに、
「金の切れ目が縁の切れ目」とは良く言ったものです。

 

 

そして、
電話に出てくれたのが、
先ほど申し上げた「幼稚園関係のお二人」だけ。

つまり、金銭的には
なんの貸し借りもない立場の友人、だったのです。

 

家業に入ってからは、
ほぼほぼ100%と言ってもいいくらい
「仕事」の人脈ばかりだったからこそ、
事が起こった時に受けたショックも
大きかったのかもしれません。

 

愚痴を言いたい訳ではないのです(^ ^)

 

 

誰もいなくなった!
という事が怖かったのです。

 

大人になったら「社会の一員」とかいうけれど、
その「社会」の方が、
私の生活からソックリ消えてしまった感覚でした。

 

初めて感じた不安感というか、
未知との遭遇とでも言うべきなのか、

言い知れない不安と恐怖と、
絶望感でした。

 

 

そして、
今、私はこう思うのです。

 

今、こんな事態と自分は
およそ無関係だからと感じたあなたにも、
この、言い知れない不安と恐怖と絶望感は、
明日、いや今日やってくるものかもしれません。

 

例えば、
勤め先の業績不振による倒産

例えば、
一家の大黒柱であるご主人の急な病気
事故や怪我による突然の退職

 

さすがに、
「資産の差し押さえ」までは、
なかなか起きる事態ではありませんが、

 

不測の事態 と言う奴は、
いつも急にやって来るのです。

 

だからこそ!

会社や家族に依存したままの生き方では、
本当に心もとない。

自分自身で収入を得る能力やスキルというものを、
いまからでも、身に付けておきたいものです。

 

例えば、

今のお仕事が、なんらかの理由で
突然、全くゼロになったとしても、
また再び、自分自身の才覚で何かを始めて、
稼ぎを、収入をえる力。

 

自分でゼロから始めるマインドと、
新しい自分の仕事を、ゼロから産み育てる力。

 

 

藤野淳が、
もう二度と、誰かに何処かに雇われたくはない!
自分自身の才覚でゼロからビジネスを立ち上げたい!
と決めた理由なのかもしれません。

 

 

 

5月7日(月) ゼロから育てる仕事術
http://fujinojun.com/successway/zero/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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