火事と喧嘩は江戸の華 〜大福帳のお話し〜

夢を叶える仕事術

おはようございます。

広尾88アカデミーの藤野です。
 
 

皆さんは「大福帳」をご存じでしょうか?

 

初めて聞く方もいるかもしれないので、
少し説明させて頂くと、
「江戸時代・明治時代の商家で使われていた帳簿の一種」
つまり、お金の流れを記しているものです。

 

江戸時代には既に「掛売」が始まっていたので、
月末や年末にまとめてお金を回収する事も多く、

誰にいくらの未回収金があるかも記しているので
言わば商売をする者にとって何より大切なものなのです。

 

「大福帳」が無くなると
「代金を払っていないのに払った!」
と言う人も出てくるでしょうね〜d( ̄  ̄)

 

で、

 
 

その「大福帳」に使われていたのが
長期保存にも耐えられる日本の和紙、なんです。

 
今でこそ和紙は水に濡れたら弱いもの
というイメージされる方もいるかもしれませんが、
強靭な繊維が複雑に絡み合って出来た特殊な和紙は
実は、水に濡れても丈夫な貴重な紙だったのです。
 

さらにその水に強い和紙に、
水に落ちにくい「墨」で「売掛」を記載していたのが
「大福帳」というものなのです。
 

 

【大福帳の焼失を回避する為に〇〇に放りこんだ!?】

 
 
「火事と喧嘩は江戸の華」と言われるくらい
火事が多かった「江戸」という街。

 

昔の建物は燃えやすい木造家屋が連なっていた為、
一旦どこかで火がつくと直ぐに燃え広がり、
なかなか消火出来なかったそうです。
 
特に江戸の街は日本の中でも火事が多く、
数年に一度は大火がありました。

 
 
そして! ※ここからが今日の本題!

 

商家の番頭さん(商家の使用人の中で一番偉い人)は火事の際、
家屋の延焼を気遣うでもなく、
大判小判の「お宝」を持ち出すこともなく、
 

例え「家宝」が燃えていても、
そんなものは放っておいて、
まずは「大福帳」を守りました。

 

「大福帳」= 「顧客名簿」です。

 

「大福帳」は特殊なコンニャクで作った和紙を使っていたため、
墨で書かれた文字が水に浸かってもにじみませんでした。
 
 
 
 
特殊なコンニャクから作られた特殊な和紙を束ねた
「大福帳」をさらに油紙で固く包んで、
迷うことなく井戸に投げ込んだのです!
 
 

あとは、体一つで逃げるだけ!

 
 

【商魂たくましい江戸の商人】

 
 

家屋・家財も、売り物さえも失った江戸の火事。
江戸商人の商魂たくましさとは、この「火事の後」なんです。

 
 

火事がおさまったら、
まず真っ先に、井戸から「大福帳」を引き上げます。

 
 

そして!!

 
 

商品が燃えてしまったお詫びかたがた
大福帳に記載された取引先に
1軒1軒挨拶回りをしたのです!!!

 

すると、お客さんがまた商品を買ってくれる。

 
 

なので、

建物もまた建て直せ、
商品も仕入れることができます。

 
 

つまり!つまり!

家(お店)もお金も失った、
売り物さえも全部焼失してしまったとしても!
 
 
 
この「顧客名簿」(大福帳)さえあれば、
江戸の商人はまた、
ゼロから商売を蘇らせることができたのです。

 
 

お店(家屋)や商品が燃えた損失は微々たるもので、
それに比べて顧客リストの焼失の損害は
計り知れないということを、
江戸の商人はよく知っていました。

 
 

つまり!

「商売で一番の資産はお客様」ということです。

 

いわんや、
そのお客様の情報が掲載されている「大福帳」こそが、
「商売の命」だったわけです。

 

 

江戸時代でも、
商売を始めるときには
他人から名簿を買ってきて、
商売をやめて隠居するときには、
名簿を売却して
それを自分の退職金に充てていたようです。

この話を聞くと、
顧客リスト(大福帳)が
江戸時代に商売をする上で
最も重要だったことがわかります。

 

 

それは
デジタルな時代になった今も
変わりません。

 

 

そしてこれからも
永遠に変わりません。

 

江戸の商人、商魂、そして「大福帳」。

現代の私たちも、見習いたいものですね。
 
 
 

セミナー講師を生業としているわたくし、藤野も、
間違いなく!「顧客名簿」命!を毎日実感しています。

そしてこれからも・・・
それは、永遠に変わりません^ ^

 

もちろん、この講座でも、
「大福帳」の大切さ、
「顧客名簿」の集め方・使い方
を、しっかりとお伝えします^ ^

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