日本が大切にする「間」の感性 

まず今日は、
以下の文章をお読み頂きたいと思います。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

日本が大切にする「間」の感性 

 

 

日本語の中には、「間」がつく言葉がものすごく多いんですよね。

「時間」「仲間」「世間」もそうですし、「間に合う」とか「間違う」

とか「間延び」するとか「間合い」とか。

 

家の中でいえば「居間」だったり「土間」だったり「床の間」だったりね。

 

「間」というのは日本の場合、時間と空間の両方をあらわす言葉なんですね。

「間に合う」というのはタイミングが合うということで、

「間違う」というのは「間が違う」からタイミングが違うということですよね。

この「間」というのが、うまく説明できないんですね。

外国語ではなかなか訳しづらいし、「間ってなんなの」って言われちゃうわけです。

 

日本の家というのは、部屋の配置のことを「間取り」というくらいだから

「間」を使った造りになっているわけですよ。

仕切りというか区別がないし、境というのもあまりはっきりしていない。

パジャマのことを「寝間着」とか言いますけれど、昔は寝る場所のことを

「寝間」と言っていたんですね。

 

でもその寝る場所は、起きたら「居間」になるんですよ。

お布団を上げたら居間になるんです。

そこでお茶を飲んだら「茶の間」になったり、

お客さんが来たら「客間」になったり、

同じ空間でも、また違う役割が出てきたりするんですね。

 

 

~中略~

 

 

「間合いに入る」と言いますよね。

その人の間合いに入っちゃうと負けだなんていうふうに言いますね。

その「間合い」というのはどこからどこまでなのと聞かれても、

何センチかなんていうふうには説明できないでしょう。

でも日本人は、それを感覚で理解するんです。

「間延び」したとか「間抜け」や「間違え」たとか、ちょうど「間に合った」とか。

そういう言葉がちゃんと会話として成り立つというのは、

すごいことだと思うんです。

ーーーーーーーーーー

<出典>

『いちばん大事な日本の話』 はづき虹映 著
発行所 IMAJIN・BOOKS  発売 サンクチュアリ出版

 

より、抜粋させて頂きました。
心より感謝・御礼申し上げますm(_ _)m

 

 

 

 

 

藤野が3~4才の頃から

もう40年以上にわたって続けてきた「剣道」でも、

この「間合い」というものを非常に大切に考えます。

 

 

刀(現代剣道では竹刀)を持って立ち会う

「自分と相手の物理的な距離」は「双方同じ」なのです。

※当たり前ですが・・・

 

 

 

2人の人間が竹刀を持って向き合っている時に、

相手からの距離は3mで、

自分からの距離は1m、なんて事はありえませんよね。

 

 

 

でも!

剣道で(特に高段者が)立ち会った時には、

「間合い」によって、

このような事が起きるのです。

 

 

 

この「間合い」

「間合いの攻防」こそ、剣の道の醍醐味

と言っても過言ではないと思っています。

 

 

「自分の間合い」で立ち会っている時は、

自分の竹刀がとても長く感じられて、

相手の喉元に剣先を突きつけているかのごとく感じられるのです。

打とうと思えば、少し竹刀を振っただけで

簡単に相手を打撃出来るように思えます。

 

 

でも「相手の間合い」で立ち会っている時には、

相手の剣先が、まるで自分の喉元に突きつけられていて、

すぐにでも刺し殺されてしまうような恐怖に、

ただ竹刀を構えて向き合っているだけなのに、

呼吸は乱れ、汗はダラダラと流れてきて、

本当に身動きが取れなくなってしまうのです。

 

 

 

でも、端から見ていれば、

「双方の距離は同じ」

 

 

 

先端の数センチしか交わっていないその剣先が、

相手の中心を捉えている時は「自分の間合い」

頭頂から眉間、鼻筋、口、喉、と縦に通る1本の「正中線」

と呼ばれる「相手の中心」を取るために、

 

 

時には竹刀と竹刀で攻防したり、

「足さばき」「体さばき」と言われる、

ほんのわずかな前後左右の移動を行う事で、

自分から見ると相手の中心を取っていて、

相手から見ると斜め前から攻められている、

というような、こういう状態を取り合う事を

「間合いの攻防」と言います。

 

 

 

また、タイミングという意味での

「間合い」について言えば、

 

 

例えば、

こちらが、いくら打とう打とうと思っても、

相手が、気力・体力・集中力も十分に高まって、

構えも、身体の体制も、足元の備えも十分に出来ている

そういうタイミング(相手の間合い)で打ち込んで行っても、

楽に躱されたり、打ち込むところを狙われたり、

逆襲を被ったりしてしまいます。

 

 

 

はづき先生の、この御著書のように、

分かりやすい文章にして教えて頂ける事は、

剣道の世界ではなかなかない事です。

 

 

日々の稽古の中で、

自分自身の身体で体得して行くしかありません。

 

 

 

先生の仰る、この「間」というものを

私自身40年も大切にし続け、

「自分の間合い」というものを探し続けています。

 

 

 

時間の「間」

空間の「間」

心の「間」

理想と現実の「間」

自分と相手との「間」

 

 

 

日本が大切にする「間」の感性  でした。

 

 

 

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